2007
04/27
おおきく振りかぶって

おおきく振りかぶって
ひぐちアサ
(月刊アフタヌーン連載中)
気弱なピッチャーが主人公。
等身大の高校生の心を描いた
新しいタイプの高校漫画。
絵柄がちょっと・・と思っていたけれど読んでみるとなかなかに面白い!
俺様キャラのピッチャーに飽食していた私にとってはとても新鮮でした。
(この漫画はむしろキャッチャーの方がちょっぴり俺様・笑)
160キロに届かんばかりの剛速球だとかホームラン連打だとか魔球だとか、
そんなぶっ飛んだ要素は一切ナシ!それでいて野球を面白く魅せてくれるこの作品。
正直、これ読んでると「巨人の星」なんて、本気で野球好きなのか?ってぐらい
ふざけて見えますね・・(笑
そして登場人物もみんな魅力的。部員の心が少しずつ通い合っていく姿は
とても爽やかな気持ちにさせられます。これが普通の高校生なんだよなー。
ちなみに私は田島君がお気に入り。レンと田島のやりとりはかなり好きです。
あ、でも細部に気を遣える花井君もポイント高いです(笑
▽ MORE
---------以下追記。--------------
ちょっと余談。
これと平行して、ダイヤのA(同じく野球漫画)も読んだのですが
「おおきく振りかぶって」と比べるとうーん・・といった感じでリタイアしちゃいました☆
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2007
03/15
ときめきトゥナイト

ときめきトゥナイト
池野恋
(りぼんマスコットコミックス)
人間世界で暮らす魔界人・江藤蘭世の恋物語。
この漫画、私が1歳の時に始まった古い古〜〜い漫画なんです。
主人公が3人いる3部構成の漫画で、私がこの漫画を読んだ時は
既に2代目ヒロイン・なるみのお話だったなー。
あ、でも1代目ヒロイン・蘭世の時もアニメで見た記憶がうっすら・・。
「魔界」人である蘭世は、吸血鬼の父と狼女の母との間に生まれた、
人に噛み付くとその相手に変身するという能力を持った女の子。
そんな彼女が人間の男の子に恋をして・・というラブコメディなのですが、
途中から結構シリアスな内容になってきます。ギャグも混ぜ込みながらですが(笑
少女漫画にしては面白かったかなー。
現在では、このときめきトゥナイトのアナザーストーリー(ifストーリー?)、
「ときめきミッドナイト」が連載されているようです。
私も4巻まで読みました!
登場人物の名前が微妙に変わっていたけど、全部覚えてる覚えてる!
ケインは筒井圭吾だよね!
魔界のお城のメイドさん・メイプルは蘭世の親友・かえでちゃんだよね!
・・とか久々にテンション上がっちゃいました(笑
ほんと懐かしいなー。
ちなみに私はお人好しの死神・ジョルジュが好きでした。
うおおおおおお語りてぇえ!!誰かこの漫画知ってる人いないかなー(笑
【 I LOVE XXX | CO:2 | TB:0 | 22:24 】
2007
02/06
CLAYMORE

CLAYMORE
八木教広
(月刊少年ジャンプ連載中)
世界に蔓延る妖魔を倒すため戦う
半人半妖の女戦士の物語。
概要は
Wikipediaでどうぞ(笑
私なんかの長ったらしいあらすじなんかよりも余程分かりやすいです。
あとは
コチラでもフラッシュであらすじを見ることができます。こっちはネタバレ注意!
正直、1巻〜3巻ぐらいまでは単なる「半人半妖の女戦士の妖魔退治物語」。
「そこそこ」止まりの中の下ぐらいの漫画です(笑
けれどそれ以降は「あるエピソード」からストーリーの流れが大きく変わり、
私の中では隠れた(?)名作クラスにまで昇格しました。
で、この漫画のスゴイところは展開が全く読めないところ。
特に6巻以降の、クレア対オフィーリア戦は必見です。
戦闘シーンのある漫画で久しぶりに燃えました。
ギャグ要素は全くなく、常にシリアスな漫画ではありますが、
無駄な描写が少ないので読んでいて疲れる事もなく、久々のヒット作かも。
今一番読むのが楽しみな漫画です。
唯一、難点を言うなら登場人物の顔の書き分けがちょっと・・・(笑
各キャラとも個性ある性格なのに、顔がどれも同じに見えちゃうのが残念。
あとは男キャラを描くのがすっごく苦手みたいです(笑
▽ MORE
---------以下追記。--------------
ちなみにこの漫画、春からアニメ化が決定しております。
正直、この手の漫画がアニメ化されると必ず言われる問題が出てくるので
アニメ化は反対なのですが。つーか絵が!絵がダメっっ!!(笑
というのもこの漫画、人の内臓を食らう妖魔が出てくるだけあって描写がヘビーです。
絶対ね、頭のお堅い教育団体だとかがゴチャゴチャ言いやがるのは目に見えてる。
過去に大人気だったにも関わらず、残酷なシーンが多い・・という事で
連載が打ち切り状態になってしまったCLAMP作の「X」を思い出します。
「HUNTER×HUNTER」の長期連載休止も、単なる作者のネタ詰まりとかじゃなく
そういった問題が絡んでるんじゃないかなーなんて思ってます。
いわゆる、「子供に悪影響」ね。
頭の固い連中はよく「今の子供は漫画やゲームのせいで・・」なんて言いますが
大事なのは読ませない事よりも読んだ時に感じるその心を育てる事だと思うんです。
人が死ねば悲しいし、誰かが笑えばなんだか嬉しい。
そんな当たり前の気持ちさえあればどんな物を読んでいたって
マイナスの方向に感化される事なんてそうそうないんじゃないかな。
学校や塾に任せっきりで子供と向き合う事を怠っておきながら周りに責任転嫁してる
お前ら親世代が悪いんだろがッ!!・・ってぐらいの心境です(笑
私ももう25歳。教えられる側だった子供時代はとうに過ぎ、
大人として教える側の人間となりました。しっかりせねば。
クレイモア打ち切りだけは絶対にイヤなので必死ですとも(笑 ウフフ。
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2007
01/31
ブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラ

ブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラ
上遠野 浩平
(1998/12/25・電撃文庫)
未来を視る事の出来る能力を持った
6人の少年少女の物語。
数あるブギーポップシリーズの中でお気に入りの作品の一つです。
このブギーポップシリーズというのは、各作品それぞれで一応完結はするものの、
全作品が微妙にリンクしていて、全作読まないと
このシリーズの全景が見えてこないぐらいに難解な部分があるんですよね。
特に、全作品の中に常に出てくる、世界を監視・統制するシステム「統和機構」。
これに関しては非常にややこしくて分かりづらい!
なので作品によっては結構当たり外れもあったりもします。
そんな中で、この作品は単品でも十分に楽しめる作品だったかなと思います。
話のあらすじをシンプルに言えば
それぞれが異なる形で未来を視ることの出来る能力を持った6人の少年少女が
その能力ゆえに世界の危機と直面することになる・・そんなお話です。
6人のお互いを思いやる姿が温かく、思わず続編を期待したくなるお話です。
ちなみにこのブギーポップシリーズ、各作品には必ず
「MPLS」と呼ばれる特殊能力を持つ者が登場します。
これは「進化しすぎた人間」で、その為 進化を嫌い、世界の均衡を保とうとする
巨大システム「統和機構」にとっては「社会の敵」であり排除すべき対象なのです。
実はこの「パンドラ」に出てくる6人もそのMPLS。
全員、「未来を視る」という点では同じ能力なのですが、それぞれ形が違います。
MPLSの能力にはそれぞれに名前もあり、その能力名の付け方が
Wikipediaでは
漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の影響を受けているとも書かれています。
確かに能力に英語の名前をつけるあたりはそれっぽいけど、
ブギーポップの方はもっと直球な、まんまな名付け方だとは思うんですけどねー。
以下はパンドラに出てくる6人の能力と能力名を書いてみました。
本を読めば即出てくる内容なのであまりネタバレ・・という訳ではないけれど
一応、追記に隠しておきます。
▽ MORE
---------以下追記。--------------
・相手の眼の中に相手が未来に出会う人を視ることのできる「イントゥ・アイズ」
・未来の香りを嗅ぐことのできる「アロマ」
・未来の声を口から発することのできる「ウィスパリング」(自分は聞けない)
・未来を身体に「聖痕」という形で浮かび上がらせることの出来る「スティグマ」
・未来を描くことのできる「オートマティック」
・未来を非常に曖昧な形で言葉にすることの出来る「ベイビィ・トーク」
(赤ちゃんがばぶばぶ言うのと同じぐらいに表現が曖昧なのでベイビィ・トーク)
各個人の能力では未来を知るには不足があり、6人揃ってちょうど・・といった感じ。
(特にイントゥ・アイズ、ウィスパリングは自分一人だけでは予知不可能)
そんな所も、この6人が6人でいることの必然性のようなものを感じます。
誰もがお互いを大事にしていて、誰もがお互いを必要としている。
そんなシンプルさが逆に良かったのかな。
時折難解な描写もあったり、現実離れしすぎている部分もありますが、
読み応えがあって面白い作品だと思いますのでお暇があれば是非どうぞ!
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【 I LOVE XXX | CO:0 | TB:0 | 17:56 】
2007
01/25
到着!

アマゾンに注文してた本が
つい先程、手元に届きました。
谷川史子著「積極」と
上遠野浩平著の「ブギーポップ パンドラ」。
どちらも大好きな作品だったりします。
本来ならどちらも
本屋さんで買える筈の物なのですが、
積極がどの本屋に行っても見つからなくて!
クイーンズコミックスなんてマニアックな所から
出てるからかしら。(でも一応集英社)
それとも発売日から2ヶ月以上も経ったから?
本屋さんに注文してお取り寄せしてもらっても良かったのですが、
必死な感じがした&色々めんどくさそうだったので手軽にアマゾンで済ませる事に。
もう一冊のブギーポップ パンドラですが、実は持ってたんですよね。
でも、飼ってるインコをかごから出して遊ばせている間に、
ヤツに表紙をバリボリと齧られちゃいましてorz
買い直そうと本屋に行くも、さすがは田舎。ブギーポップシリーズの本が
売り場からほとんど消え去ってました。なのでこっちもついでにアマゾンにて購入。
ネットで気軽に注文&二日も経たずに商品到着。ほんと便利になりましたよね。
便利な反面、人と人とのコミュニケーションが、あるいはその能力が
失われてしまいそうな気もしないでもないですが。でもほんと便利。
▽ MORE
---------以下追記。--------------
ここからはちょっぴし作品紹介!まずは「積極 -愛のうた-」から。
この漫画は3本の短編を収録した漫画で、中でも表題作の「積極」が秀作です。
大学でおじいちゃん教授の助手を務める主人公・美幹。
美幹はおじいちゃん教授に興味を持つも、生徒とは距離を置く教授。
そんな教授がラストで見せた美幹への唯一の積極と距離を置いていた理由。
切ないながらも暖かく、とても優しい作品です。
少女漫画でここまで泣いたのは久しぶり。
小学校の頃読んで以来だった谷川史子熱がが再燃するきっかけとなった作品です。
私の中では 積極 >>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>> NANA かな。
矢沢作品は大好きなのですが、最近の矢沢漫画はどうも世界観がギャルチックで☆
酒、タバコ、ドラッグ、セックス、ケバい化粧、ブランド志向・・
そういったチャラい要素が無ければそこそこに良い作品なのですが。
一方の谷川作品は掲載雑誌が少女向け「りぼん」→大人向け「コーラス」等に移り、
内容も中高生の甘酸っぱい恋を描いたベタな純愛モノから一転し、
若干大人向けになっているので 昔からの谷川作品を読んでいた人からは
それを嘆く声なんかも上がったりするのですが、根底にあるものは昔と全く変わらず、
心に優しい漫画です。全年齢の方に安心してお勧めできます。
表題作「積極」が良すぎて他収録分の「スパイラルホリディ」「風の道」は
若干霞み気味ですが、この2本もコメディタッチで温かい良い作品です。
特にスパイラルホリディなんかは、ちょっとしたオムニバスのドラマにでも
採用したらいいんじゃないかってぐらい面白かったです。
なお、「積極」で熱く語りすぎてしまったので「ブギーポップ パンドラ」については
また別エントリーで後日書きますね・・ほんと私の書く文って冗長だorz
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【 I LOVE XXX | CO:2 | TB:0 | 19:30 】